Category: やすらぎ通信

区議会活動報告

令和4年度の予算を決める議会が終わりました。コロナウイルス感染症の終息が見通せず、この先コロナとの付き合い方を考えていかなくてはならないと実感しています。

豊島区の予算は、若干の税収増により予想外の伸びとなっていますが、1年間の全ての豊島区行政運営に関わる重要な予算決めとなりました。

いま、現実に困難な状況にある区民の方々に柔軟に対応できる予算執行を強く求め、区長から『柔軟な予算執行に努める』旨の答弁を引き出しました。

長引くコロナ禍の影響で、高齢の方は外出困難で意欲や筋力の低下、若者や中高年の方も雇止めなどによる生活困窮、子育て中の方も外出ままならずストレス増大など自己発散が十分できない状況が続いています。

どこまでも区民の生活に寄り添い、小さな声に耳を傾け、隙間に埋もれる人が無くなる政策実現を目指して努力して参ります。

是非とも地域の皆様の大切な声をお聞かせください。お待ちしております。

質問要旨
第1回定例会(2月9日から3月23日まで)での一般質問

子ども達が夢や希望がもてる豊島区を目指して
1.令和3年度予算について
2.技能系職員の採用計画について
3.環境政策について
4.介護保険制度について

1.令和3年度予算について
問)予算規模が増えた背景は、年収700万超世帯が若干伸びた影響もあるが、堅調な数字が続くかは不透明。今のままでよいということではなく、10年後、50年後に豊島区で暮らす人を想像し、執行に当たっては柔軟な対応を求める。
答)予算執行に当たっては、事業執行の見直しなど柔軟な見直しなど、執行段階において最大の効果が上がるよう努力する。

2.技能系職員の採用計画について
問)区民に直結する、清掃・公園管理などの『公務公共サービス』職員が、20年間の不採用であった。事の重要性を認識し、積極的に採用を進めるべき。
答)令和4年度準備し令和5年度採用に向けて進める。

3.環境政策について
問)CO2排出削減目標達成の具体的展開は。
答)区内の太陽光発電容量を2倍、区役所の排出量を35%削減する。
問)プラスチックごみ分別収集モデル事業実施後、様々な課題を整理して本格実施を目指すべき。
答)プラスチックごみ分の収集・運搬・選別・保管などの課題を整理して本格実施に向ける。

4.介護保険制度について
問)年々増加する事務作業となっている、介護サービス事業者の各種申請様式統一化し、介護事業所職員・行政担当者相互の事務負担軽減を図るべき。
答)介護事業者・行政担当者の事務軽減を図る上からも、書式の統一化を図る。

現場の声にしっかりと応える政策提言を続けて参ります。
これからもよろしくお願いいたします。

難病患者福祉手当が21年ぶりに増額
【豊島区病手当条例の一部改正する条例】に賛成しました。難病手当は財政難を理由に平成13年度から12,000円に減額され21年が過ぎていました。該当される方からの度重なる要望に答え、手当の増額を発現してまいりましたが、令和4年4月から15,000円に増額されました。『誰一人取り残さない』視点で今後も発現して参ります。

001
一般質問をしました。

002
議場で進行係をつとめました。

003
足立区にあるトベ商事・足立作業所にて。
ビン・缶・トレーなど収集された後の工程を視察しました。

004
豊島区役所10階 豊島の森で。
お時間がありましたらお出かけください。

005
としま「成人の日のつどい」にて。

006
豊島区「新年の集い」に参加しました。

007
本会場にて 無所属の会のメンバーと一緒に。

地域の皆さまからの厳しい声が議員活動の「原点」です。これからもよろしくお願いいたします。

所属している委員会・審議会など
●常任委員会:区民厚生委員会
●特別委員会:環境清掃委員会
●審議会委員等:土地開発公社評議員会
●豊島区表彰審査会

【区議会無所属の会控室】
〒171-8422
豊島区南池袋2-45-1 9F
TEL:4566-2973(控室)

やすらぎ通信

暑さを感じる季節になりました。いつも大変お世話になり有難うございます。

去る5月26日(金)NPO法人やすらぎの理事会が開かれ、2016年度の決算が認定されました。開設以来最大の収益減となっています。自立支援総合事業の導入なども利用者減に繋がっていると思われます。今年度は理事長はじめとする理事の大幅報酬削減を執行し危機を逃れました。

今後の方向性
やすらぎ開設以来の厳しい状況になりましたが、ここは踏ん張りどころと捉え、働く仲間の人件費削減にならないように経営努力して参ります。
引き続きよろしくお願いいたします。

(理事長 和賀井 哲代)

あじさい

ケアマネージャーの独り言
ケアマネージャーはアンテナが大切。利用者本位というけれど、時折、家族の意向がサービスに反映されている事になってはいないか?自問自答することを忘れてはならない。

介護を受ける本人を思うばかり、あれもこれもと介護サービスのメニューを提示し、さて、実行段階で止まってしまう。前に進まない。

本人や家族の収入、家族間の感情の積み重ねを察知する敏感な能力も蓄積しなければならない。

ケアマネ個人のスキルを上げるための研修は勿論、より広い社会性の構築はどうすれば可能なのかを模索していかなくてはならない。

大切なことは、異業種間の人達との交流が必要です。『介護』漬けになってしまうと、冷静な判断が出来ない事に繋がります。仲間を信じ、悩みを共有して困難な事例に当たっていきます。

ヘルパー奮闘記
介護ヘルパーはなんでも屋なのか?
今回は、介護保険給付外の自費ヘルプサービスに触れます。
(1)介護保険でなく、自費になる旨を説明する。
(2)介護サービスに上乗せする場合は、基本は介護サービスの最小の延長とすること。
(3)介護保険で不可能がことが全て可能と判断しない。
(4)家事援助の範疇からはみ出さない事が肝要。
(5)個人の判断で請け負うことなく、必ず事業所に確認する。

担当するご利用者との関係に慣れてしまうと、《自分が一番理解している》と思いがち。

いつのまにか『自分本位』の関係で仕事をしてしまいがち、【つかず離れず】の距離感と、踏み込み過ぎない立ち位置の確保が重要です。

これで良いのだと自分に言い聞かせて
在宅の方を訪問する時、一人になったとき不安になる事があります。

利用者の今日の具合はどうか、機嫌が悪く暴言を吐くことはないか、家族からの困難な要望に応えられるのか、など

訪問の度に不快な思いに慣れているはず。が、それが突然受け入れられない自分が存在してしまう。そんな事も結構あります。

介護を担う人は、自分に優しくなることが肝要です。無理せず確かに声をかけてください。少しは楽になります。

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WAGAI TETSUYO